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2012年06月03日

なぜFXで複数の通貨ペアに投資するのがいいか アセットアロケーション

FXは利益が出れば、大きな金額を得ることができます。
しかし、反対に、損失が出た場合には大きいものになる可能性があります。


これは、以前解説させていただいたレバレッジと呼ばれる仕組みの性質です。


また、投資資金の全てを同じ通貨ペアに注ぎ込むことはお勧めできません。
市場が予想に反して動いたことから損失が出るとき、一気に資金を失う可能性があるからです。


投資の世界には、アセットアロケーションという言葉があります。
アセットアロケーションとは「すべての卵をひとつの籠に盛るな」という考え方です。

お金持ちがリスク回避のため、行っている資金運用法でもあります。
投資先を分散して持ち、資金を配分することで全体の収益が減るリスクを減らすことができます。


・お金を持っている人の共通点から考えられること | ネットお小遣い研究所


この考え方は、FXについても当てはまります。


初めのうちは、ドルと円の組み合わせを取引することから始めればよいと思います。
しかし、慣れてきたら徐々に他の通貨の取引もしていきましょう。

「円とユーロ」もなじみが深い通貨です。
また、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなども人気が高まっています。


1つの通貨ペア(1ペア)だけで取引を行っていると、その国の経済情勢・政治不安などのリスクを全て背負い込むことになります。

最近では、サブプライムローン問題、リーマン・ショックで米ドルが安くなった事件があり、多くの投資家が打撃を受けたものでした。
そのため、円と外貨だけではなく、外貨と外貨の通貨ペアを併せ持つ、というような手段でリスクをヘッジ(回避)することが必要です。

FX取引に慣れてからでいいので、外貨と外貨のペアを取引することを憶えましょう。
通貨の取り扱い数や組み合わせは、FX 会社によって異なっていますので、取引したい通貨ペアを扱っているFX会社を選ぶこと、新しく利用申込をすることも考えていきましょう。


posted by eS at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | FX哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月05日

FX会社の取扱通貨ペアをチェック

FX会社の取り扱い通貨ペアは、FX会社によって若干異なります。
ある会社では扱っているけれど、この会社では取り扱ってない通貨ペアというのも存在します。

通貨ペアの数は多くあるのですが、FX初心者の方は「ドル/円」または「円/ドル」のペアからFX取引を始めるのが取っつきやすいと思います。

このドルと円のペアですが、TV、Yahooなどのニュースで為替の値動きとして値段が紹介されているので、なじみやすいというメリットがあります。
そのため、この時点ではどの業者を選ぶかは、あまり気にしなくて良いとも言えます。

しかし、少し慣れてきたら他の通貨ペアの取引も試してみたいのが人の心情です。

このときに「自分の取引したい通貨ペアを、FX会社が扱っているかどうか?」が大事になります。
多い会社では150 種類もの通貨ペアを取り扱っています。

また、最近人気が高まっているのは、高金利通貨となっているのですが

  • 南アフリカランド

  • トルコリラ

  • アイスランドクローネ



…などがあり、これらは、円とのペアだけではなく、ドルとの通貨ペアで取引されることが多いので、FX会社によっては扱っていないところもあります。

FX会社は、一社だけと取引をしなければならない、という決まりはありませんので、「将来、扱いたい通貨ペアが決まったとき、それを取り扱っている業者に、あらためて利用申し込みをする」ということも、一つの方法です。

posted by eS at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | FXの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月29日

FXに先人の知恵を活かす

FXだけではなく、投資の世界、またはビジネスの世界でも「先人の知恵」を活かしていく姿勢は大切です。
今回はこのことについてお話をしていきたいと思います。

例えば、投資の世界では「休みも相場」という言葉をよく聞くことがあります。

これは、損失が続いたり、為替レートの動きが予測できなかったりする場合に、「休みを取るということも投資への取組として大事なことである」という意味です。
決して逃げることではありません。
むしろ、次の勝負のために力を蓄えておくことです。

無理に取引しないで、休養を取り、次の投資機会を待つということはとても大事なのです。
判断力が鈍ったまま投資を続ければ損失を出すことがありますが、取引しなければ、損失も利益もなく、資金を減らす心配はないのですから。

また「損小利大」という言葉もあります。
FXをはじめとする投資活動で、この言葉はとても大切です。

行動心理学でも証明されているのですが、投資家は「利益が出ている」ときほど、早く決済して利益を確定しようとする心理状態になります。
逆に「損失を出している」と、お金を失いたくないために、なかなか損切りが出来ないで、ますます損失を拡大することになります。

損小利大をするには、以下のことが必要となります。


  • 自分なりの「FX取引のルールを決める」こと

  • 決めたルールに淡々と従ってトレードしていくこと



ここまで徹底的に割りきれば、損小利大が実現できるのです。

FX自体は、新しい金融商品ですが、投資家として成功していくためには、先人の知恵をFXに活かすことが、とても大事なのです。

posted by eS at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | FX哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする